アーユルヴェーダ的・性のこと

アーユルヴェーダでは、推奨される生活のしかたがあります。

例えば「ディナチャリア」
これは、1日の過ごし方。

それから、「リトゥチャリア」
季節の過ごし方。

そしてなんと、性生活の教えもあるのよ。きゃ❤︎
食事や睡眠と同じくらい大切なものとされています。
性生活を「マイトゥーナム」と言いますが、
蓮村先生の「男力と女力でわたしが変わる: アーユルヴェーダに学ぶ性と生」を参考に紹介します。

アーユルヴェーダで性行為といえば、ベッドインだけをさすのではありません。代表的なマイトゥーナムは8つあり、それは、次の通りです。
⒈愛する人をくりかえし思い出す
⒉愛する人をほめたたえる
⒊愛する人と楽しむ、あそぶ
⒋長い時間愛する人を見つめる、一緒に過ごす
⒌次に再会する日時を約束する
⒍人目をさけて、愛する人と二人だけの会話を楽しむ
⒎知的にセックスの計画をすすめる
⒏セックスする

なんてロマンチックなのでしょうか❤︎
愛する人を思い出すところから始まっているのです❤︎

パタンジャリのヨーガスートラによるアシュタンガ八支則の「ヤマ」にある、「ブラフマチャリア」
これが単純に「禁欲」と訳されることが多いため、マイトゥーナムとブラフマチャリアの間に矛盾を感じるかもしれません。

ブラフマチャリアは、「自分自身の肉体のコントロール」と解釈すると良いと思います。
単純な性欲だけではなく、肉体の操縦士になります。

サッチダーナンダ師のスートラ解説では、人生のステージによって(年齢によって)適切な性生活を送るとよいとされています。

これはアーユルヴェーダでも似た解釈があり、ラジャス(激質)やピッタ(熱性)が上昇する壮年期には、適切な性生活を送ることが健康にもよいとされています。

グルジは、お酒を飲んで行為をしないこと、と言っていたなあ。
これはこどもを作るという意味で言っていたんだけど。
遊びでこどもを作らない。きちんとプランすること。
と言っていました。
アルコールが入ってできたこどもの人生、アルコールのようにラジャシックになるのかもしれません・・・。良い悪い、ではなく、カルマの問題。
この辺についてはいつかマタニティヨガのお話しとともに書こうと思います。

話は戻って、健康的な性生活のために必ず必要となるのが
「アグニ:消化の火」お腹に燃えています。
これを絶やさないこと。
「オージャス」きらきらの生命エネルギーみたいな。
パッと見て、この人輝いてるな〜って思う人が放っているあのエネルギーです。

アーユルヴェーダのレッスンや講座・プライベートレッスンで詳しく紹介しようと思います。

ちなみに、俗に言う「色気」とは、ドーシャで言ったら「ピッタ」
熱っぽく艶っぽい。
でも増やしすぎに注意ですよ。笑
バランスよいのが一番美しいのです。

最近、自分の女性性についてよく考えてるので、
こんなお話し書いてみました。

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